|
◎7番(森信一)
|
時間も大分押し迫ってしまいましたので、私のほうからは原稿を読むような形になってしまうかもしれません。民主党・社民クラブ 山崎英昭議員の代表質問に関連して質問させていただきます。
まずは、魅力のあるまちづくりの推進でありますが、ベッドタウンとなりつつある西東京市について、市長は生活文化都市へ変革する必要があると述べられました。
ベッドタウンから生活文化都市へ、一見単なる言葉のすりかえのように感じられますが、私は生活文化都市と名づけた市長に対し、市長のまちづくりにかける情熱を強く感じることができました。実際に合併後はさまざまな公共・公益施設を整備してまいりました。そこで市長にお伺いいたします。
公共・公益施設を整備する上で、近隣住民への説明や配慮は十分なされているのでしょうか。言うまでもなく、行政側は工事着手前に近隣住民に対して十分な理解を求めなくてはいけません。
ここ数年、保育園の改修及び建てかえ工事が続いていますが、20年度は西原保育園及び心身障害児通所訓練施設ひよっこの建てかえが予定されています。西原保育園はけやき小学校東門の住宅街一角に位置し、周辺道路は小学校の通学路です。
そして保育園前面の道路は、新青梅街道と東京街道の抜け道として日ごろより交通量も多く危険です。また、これまでも何度となく保育園に送迎してくる保護者の車の路上駐車により、住民とトラブルが起きています。建物の老朽化により建てかえを余儀なくされていることは承知いたすところです。そのような事情を踏まえた上でお尋ねいたします。これまで説明会で近隣住民から出た課題・問題点の指摘はあったのでしょうか。
最近は一家に1台と言われるほど車の所有がふえています。毎日送迎の時間帯になると数十台の車が保育園の周りに路上駐車される光景に、私は疑問を感じます。兄弟数人を親が1人で連れてくるためにやむを得ず車で送迎しているのならまだしも、1人の子どもをワゴン車や大きな車で送迎してきて路上駐車しているのはいかがなものでしょうか。今回建てかえ予定の西原保育園に限らず、すべての園において入園時に申請をして認められたもの以外車による送迎を禁止するなど、強い姿勢での指導をすべきであると考えます。
次に、民間委託についてですが、最近建てかえられたみどり保育園、田無保育園は既に民間委託となり、しもほうや保育園も平成21年度からの民間委託に向けて準備を進めています。今回の西原保育園は心身障害児通所訓練施設ひよっことの併設ということで民間委託はしないと思っております。間違いでなければ、この点についての御答弁は結構です。
続きまして、住吉会館(ルピナス)ですが、私も完成間近の建物を視察させていただきました。新しいタイプの複合施設ということで、子ども総合支援センター、男女平等推進センター、老人福祉センターと3施設が併設される会館で、建物全体の部屋数も多く、多目的な利用を可能とした設計であると感心いたしました。常勤の職員数については先ほどお答えをいただきましたが、ただいま私が感想を述べさせていただきましたように、建物内の部屋数が非常に多く利便性に優れている反面、職員の目が届きにくいという危険性もあるのではないかと危惧をいたします。
特に、子ども総合支援センターについては、親が同伴するといっても幼児を相手とする施設です。今回、子育て支援部が会館全体を統括管理する部署となるわけですが、子育て支援部の正規職員数は合計で12名、館全体でも正規職員数は15名です。手厚い職員数を確保し、市民サービスの行き届いた会館「ルピナス」をオープンさせていただきたいと願います。こちらは意見とさせていただきます。
次に、危機管理体制としての情報伝達体制ですが、私は自身の経験から災害時においてはトップダウンの指揮命令系統が絶対であると感じております。防災関係機関等に対する伝達体制の強化の重要性は言うまでもありませんが、まずは事の発生をいち早くトップである市長に伝達する体制づくりを日ごろより実行すべきだと考えます。そこで質問いたします。市長にはどの程度の災害の場合に連絡が入るのでしょうか。災害の大小によって伝達の範囲が変わるのでしょうか。災害の大小の判断はだれがするのか、お答えください。
次に、計画的な溢水対策について、これまでも50ミリ対応など努力していただいておりますが、末端の下流部の処理能力を考えるとやはり今後は市内のできるだけ多くの箇所に貯留槽を建設することが望ましいと思います。現在も既に建設中もしくは実施計画を各地域で進めているようですが、芝久保町の東京街道などのように集中豪雨や夏の夕立により毎回道路が川となる地域があります。数十年前から状況は変わらずに、現在も問題は解消されていません。今後、このような地域におきましても貯留槽の建設計画を御検討いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
さて、生活都市として欠かせない小学校などの学校施設の整備についてですが、増築・建てかえ工事中の安全対策・安全確保などについて、代表質問に関連して再度御質問いたします。
上向台小学校には正門、西門、南門と3つの入り口があります。現在工事中の築山整備工事では、正門のみを工事車両専用として使用しています。これから始まる校舎増築工事は、建物の配置から見ても正門の使用では工事はできません。
校舎増築工事では西門を工事車両専用とし、校庭南側に養生囲いをして工事車両専用の通路をつくるという御説明でした。その中に朝の登校時に限ってはこの養生囲いの中を横切って子どもたちを南門から登校させるという御説明がありました。これには私は納得できません。下校時は学校の外の道を迂回させ、南門は使用しないとのことです。長期間に及ぶ工事であり、本当に子どもたちの安全を考えるのであれば、子どもたちの動線と工事敷地は常時しっかりと区切るべきだと考えます。朝はせわしないから南門をあけ、工事現場を横切らせるという理屈はいかがなものでしょうか。登校の時間帯である午前8時〜8時半は建設作業員にとっても通行頻度の高い時間帯だと思います。学校側の要望か保護者からの要望かはわかりませんが、まず考えなくてはいけないことは子どもたちの安全確保です。登下校が多少遠回りになることは、他のリスクに比べれば仕方のないことだと思います。
今回、校庭南側に設けます建築作業用道路は、養生の方法によっては中が見えなくなり、死角となるおそれがあります。養生囲いの内側には飼育小屋も残るためにやむを得ず飼育係の子どもが入ることも予測されます。安全対策について細心の注意を払っていただきたいと思います。養生囲いは下部にすき間ができるなど危険がいっぱいです。時間がないのでこちらも意見とさせていただきます。
最後に、商工業・農業の振興についてです。これまで市では事業の活性化を目的とした援助や融資制度などさまざまな取り組みをしてきました。しかし、その努力もむなしく、商工業においては年々個人商店や中小の工業者が減っているのが現状です。その原因の一つに後継者の問題があると思います。
商工業につきましては危機的な状況にあると思います。商工業が発展するためには、頑張れば頑張っただけの利益が得られるようなシステムが必要であると思います。サラリーマンより仕事はつらいがやっただけの対価は得られるようなメリットがなければ、後継者がいなくなっても当然です。
西東京市においては青年会議所をはじめ商工会青年部など若者たちが必死で頑張っています。しかし、これらのメンバーも年々人数が減っているのが現実です。親が子どもへ家業を継がそうと思えない、子どもが親の仕事に魅力を感じない、そんな声を耳にします。市としても商工業・農業の活性化を後継者対策から取り組み、後継者が育つ、若者が魅力を感じるように、行政に商工業を支援していただきたいと思います。
後継者対策について、新たな施策があればお聞かせください。よろしくお願いします。
|
|